令和6年度
ジュニアエコノミーカレッジ委員会
委員長 田中 慎之介
ジュニアエコノミーカレッジ
とは
自分で決めるから楽しい!
ジュニアエコノミーカレッジは、商売体験を通して「自ら決めて行動できる人材」の育成プログラムです。
小学校5・6年生が模擬株式会社を設立し、計画、仕入れ、製造、販売、決算、納税までの一連のサイクルを体験します。
教えることと、教えないこと
学校でのテストには必ず正解が用意されています。しかし、ジュニエコには正解がありません。答えを出すのは子供たち。大人はそのお手伝いをします。いわば環境づくり。
考えるために必要な知識は教えますが、それ以上は教えません。自分で決めたことが形になる感動を子供たちに体験させてあげてください。
カリキュラム
会社名、目指す会社の姿、役職などを決定します。
あわせて、保護者向けのセミナーを開催し、子どもたちが
自主的に学ぶための環境つくりについての協力をお願いします。
《計画》
商品や店づくりについて具体的な計画を立てます。
商品の説明、原価や売価、売り上げと利益の目標などを「商品のプランボード」に書き出します。
あわせて、会社のテーマに沿った店づくりのイメージを「店づくりのプランボード」に描きます。
《資金集め》
プランボードをもとに株主や銀行にプレゼンして元手を調達します。
資本金10,000円のほか、必要であれは10,000円の借り入れができます。株主は保護者の方々、銀行は運営者が務めます。
地元イベントなどで販売を行います。
決算書を作成し、事業の振り返りを行います。
借り入れをした会社は利息を払い利益を確定します。
利益から税金を納め、残りを株主と子どもたちで分けます。
計画と照らし合わせて、できたことできなかったことを振り返り、改善策を考えます。
借入金を返済し、株式を買い戻して会社を解散します。
《表彰式》
商品のアイデアや売り方、利益額などを総合的に評価され、優秀な結果を出したチームをグランプリとして表彰します。
《修了証書授与式》
ジュニアエコノミーカレッジの体験を締めくくるための修了証書を授与します。